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可憐に咲く越前水仙を学んで、次世代に繋げていこう!!

可憐に咲く越前水仙を学んで、次世代に繋げていこう!!

掲載日:2023年1月23日

1,451ビュー

ライター:Ku

冷たい風が吹き、時折雪が舞う中、越前海岸の沿いの斜面に可憐に咲く越前水仙が美しい季節です。

水仙
今期は、少し早めに開花が始まりましたが、白と黄色の花が斜面一面に咲きほこり、1月後半から2月にかけて、まだまだ花を楽しむことが出来ます。

サステナブルプロジェクト

昨年10月、越前町観光連盟主催の「越前町サステナブルプロジェクト 未来へ続く町"NEW越前"」の第一弾「越前水仙を守ろう!植え付け体験で越前水仙を次世代へ」に参加しました。

こちらは、バーチャルとリアルを組み合わせたモニター体験企画で、越前水仙の他には、越前焼と越前ガニのイベントが行われました(全て終わっています)

水仙を学ぶ

越前水仙の動画をみた後に、越前岬水仙ランドの学芸員、早坂英介さんから越前水仙について学びました。


越前水仙は、越前海岸に群生するスイセンのブランド名です。
ヒガンバナ科スイセン属の一種で、11月~2月頃にかけて咲きます。
地中海沿岸のフサザキスイセンの変種スイセンがユーラシア大陸→中国→日本に渡ってきたそうです。
越前海岸は、淡路島、千葉房総半島と並ぶ三大水仙群生地の一つ
越前水仙は福井県、越前町の花です。

水仙の学名はNarcissus tazetta var.chinensis(ナルキッソス)
湖に映った自分の姿に恋をした美少年ナルキッソスは見とれているうちにスイセンに変身したそうです。

スイセンの花言葉は「うぬぼれ」です。

越前水仙がなぜ越前岬に多く咲くのかは、
水はけが良く、肥沃な土地で、冬でも雪が少なく、斜面によく日が当たるからだと思われます。
斜面が崩れやすいことから、球根が移動して広がりやすかったという説があるそうです。

水仙は、変種の過程から種をつけることが出来なくなったため、球根を分球させて増えます。
近年は、鹿やイノシシによる食害で、畑が荒れ、球根が減少していること、生産者の高齢化で作り手が減っていることが問題になっています。

植え付け

勉強の後は、水仙ランドの裏で水仙の球根の植え付けをしました。
また、参加者は、ポットに球根を植えたものを持ち帰りました。
この企画には、親子での参加も多く、水仙を取り巻く問題を学び、次世代に引き継ぐことの大切さを意識してもらえたのではないでしょうか。

越前水仙フェア

さて、令和4年12月17日~令和5年1月23日にかけて「第48回越前海岸水仙まつり」が開催されました。
越前町では12月17日、18日に越前水仙まつりが、期間中の土日祝日に越前岬水仙ランドで越前水仙フェアが開催されました。
越前水仙プレゼント周遊バスの運行など様々な催しがありました。

セイコガニ汁

私の行った1月8日は、水仙プレゼントセイコガニ汁の販売がありました。
この頃はセイコガニ漁はもう終わっていましたが、秘蔵の黄色タグ付きのセイコガニが半身も入っていて500円と、とってもお得に美味しく頂きました。

サステナブル畑

また、10月に私たちが植えた越前町サステナブルプロジェクトの球根は、二カ月経って、ちらほらと花を咲かせていました。

植えた水仙
自分たちが植えた球根が、こんな風に咲いてくれるとなんだか愛おしくなります。
水仙ランド周辺や梨子ヶ平の群生地も水仙が咲いていて、見頃でした。

うちの水仙
因みに、我が家に持ち帰った鉢植えの球根は、1月22日現在、ようやく花芽をつけて、開花の時を待っています。

令和3年3月、国の重要文化的景観に越前海岸の水仙畑が選定されました。
福井市、越前町、南越前町で構成される文化的景観保存活用連携協議会では、美しい水仙畑の景観を未来へ繋いでいくため、「文化的景観の守り人育成事業」を始めました。
1月21日(土)に越前町梨子ヶ平において、越前水仙の収穫体験が行われました。

水仙農家さんになるのは難しいかもしれないけど、水仙畑を維持するために何か手伝いが出来るかもという人を対象にした勉強会です。

この日は、風もなく、青空も見える良いお天気でした。

梨子ヶ平園地
梨子ヶ平の遊歩道を歩いていくと、一面の水仙畑が広がります。
向こうには越前海岸の海が見えて、まさに、絶景!!ここが梨子ヶ平園地です。
こんなに美しい景色が見られるとは。

水仙農家の滝本さんに水仙の採り方を教えて頂いて、参加者の皆さんと水仙を収穫しました。
越前水仙の収穫ポイントは、出来るだけつぼみのものを、根元の袴の部分を水平に切っていきます。
まっすぐに切っているつもりなのに、斜めに切ったりしてしまって、なかなか難しい。

水仙収穫

斜面が急な上、雨でぬかるんでいることから、滑らないようにしっかり踏ん張りながら収穫しました。

鹿が球根を食べるので、所々地面が見えていて、水仙がまだらに咲いているところが切なかったです。鹿は、水仙の毒を解毒することが出来るそうです。

切りそろえる

収穫した水仙は、洗ってから、根元を切りそろえ、出荷規格によって分けられます。

出荷規格
商品として良いものは、40センチから50センチくらいの草丈で、花芽が葉っぱよりあまり出ていないものです。
一番の出荷時期は、お正月前。関西、中京方面を中心に、関東などにも出荷されるそうです。

水仙農家さんは、収穫期だけではなく、一年を通して綺麗な水仙を咲かせるために世話をされています。
2月頃の施肥、6月頃とお盆の頃の草刈り、そして12月~2月頃の収穫。
肥料の高騰や、暑い夏の草刈などご苦労も多いと聞きました。急な斜面での作業は本当に大変だと思います。

梨子ヶ平集落では、ほとんどの家が越前水仙の栽培、収穫をされています。

また、梨子ヶ平を離れて住んでいても、週末などに収穫、出荷に通われる農家さんもおられるそうです。

秋から冬にかけて、越前水仙のイベントや勉強会に参加させて頂いて、この美しい景観を守り、次世代へと繋げて行く為に、より多くの人に越前水仙について知ってもらい、関心を持って欲しいと思いました。

まだまだ越前水仙は、きれいに咲いてます。
ぜひ、越前海岸を訪れて、水仙畑に行ってみてください。


★越前水仙の群生地についてはこちらから
https://www.town-echizen.jp/spot/spot01Detail.php?id=262

★越前水仙の開花状況はこちら

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この記事のライター:Ku

Ku

越前市出身ですが、両親、祖父母とも越前町生まれ。ご先祖に呼ばれて今では越前町在住です。パンを焼いたり、畑を耕しています。

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