春を呼ぶ劒神社の左義長

左義長
2025年2月11日、建国記念の日に越前二の宮劒神社で左義長が行われました。
一般的には、左義長は1月15日前後に行われますが、劒神社では例年2月11日です。
左義長とは
一年の初めに穢れを祓い清め、春の到来と豊かな収獲を祈る行事とのことです。
境内に竹で囲われた土台が設置され、一本の木が立てられます。
木や竹には飾りが付けられています。
木の枝には、折り紙などで作られた飾りや木札が付けられ、竹には、綿が入った三角の飾りや扇子が付けられます。
三角の飾りの意味・・・薬袋は昔、三角の形をしていたことから、無病息災の願いを込めているそうです。
三角の飾りは、厄年の女性の家から奉納されます。
中央に書かれている歳徳神とは、家々に新年の幸せを運んでこられる神様です。
お昼過ぎから、正月飾りのしめ縄や破魔矢、お札などを持った人たちが続々と訪れ、左義長の飾りのところに納めていました。
昨年12月に完成した社務所。
お守りやお札の購入も暖かい屋内で購入することが出来ます。
受験シーズン真っ只中なので、お守りを買い求める方も多くおられました。
2月に入ってから降り続いていた雪がこの日はようやく止み、青空も見えました。
神社の周りには、たくさんの雪がありました。
まずは、神事が行われました。
宮司さんの祝詞と玉串の奉納、訪れた皆さんにもお祓いが行われました。
左義長の飾りに米が撒かれた後、火が入れられました。
なかなか燃えなくてご苦労されていましたが、段々と火が回り始め、勢いよく燃えてきました。
左義長でのみんなの楽しみは、枝についている木札を取ること。
この木札には「お菓子」と書かれています。
木札をどうにかして取りたいと、子供も大人も木が倒れるのを今か今かと待ち望んでいました。
中央に立てられた木は、安全に倒れるようにワイヤーが付けられていて、徐々に倒されます。
今年は、根本の方が頑丈に固定されていたようでなかなか倒せません。
皆さん、今か今か上を向いて待ち構えていました。
倒れるときはあっという間で、我先にと木札を取りに行きます。
見事取られた方の木札を見せてもらいました。
木札は、社務所でお菓子袋と交換してもらえます。
左義長には、こんな楽しみもあります。
今年もきっと良い歳になりますね。
越前二の宮劒神社
福井県丹生郡越前町織田113-1
電話:0778-36-0404
HP:越前二の宮 劔神社
左義長に行くとなぜか食べたくなる今川焼。
劒神社の鳥居前にあるチャオに行ってきました。
こちらの今川焼は、小判形をしていて、
小倉あんは「万両」
カスタードクリームは「千両」
そして信長君の焼印のごまあんがあります。
久しぶりに行ったら「合格」という今川焼が!!
我が家に受験生はいませんが、思わず買ってしまいました。
合格という焼印。
因みに左側は万両。
あまりに使いすぎたのか、焼印の文字が読めません(笑)
合格の中身、小倉あんとカスタードのミックス。
赤と白の紅白ということで、めでたい合格を表しています。
受験生のみなさま、ぜひ!!
ファミリーフーズ チャオ
福井県丹生郡越前町織田98-10-8
電話:0778-36-0679
定休日:火曜日