自作の蕎麦皿で蕎麦を食す会
織田コミュニティ運営委員会さんの企画で「自作の蕎麦皿で蕎麦を食す会」4回シリーズに参加しました。
講師は、日展会友、豊彩窯の吉田豊一さんと平楽夢農倶楽部の室田正人さん、翔一さん。
4回を通してお世話してくださった室田翔一さん。
1回~3回は、織田陶房わづみ館で蕎麦皿を作りました。
9月16日、まずは、粘土を使った「成型」です。
蕎麦皿作りの講師吉田豊一さん。
手びねりで形を作っていきます。
粘土の塊を一人一人もらいました。さあ、蕎麦皿を作りますよ。
土台を作り、細長く伸ばした粘土を積み上げて、皿の形にしていきます。
先生の鮮やかな手さばきをお手本に自分でも作ってみますが、上に積み上げていくごとに形を整えるのが難しくなります。
それでも、なんとなく蕎麦皿らしい形に作ることが出来ました。
乾燥してから焼くと縮むので、出来上がりより少し大きめに作ります。
参加された皆さん、思い思いの形で作られていました。
二回目の9月30日は、「削り」です。
二週間経って、乾いた皿
底の方を削って高台を作り。
周りや中も削って全体的に薄くしてすきます(先生の削りです)
私の蕎麦皿。
どのくらい削ったらいいのか加減が分からず、気が付いたら、底を削り過ぎてしまって、先生に補修してもらいました。
参加者の皆さんの作品も蕎麦皿らしくなってきましたよ。
3回目、10月29日は、「釉薬がけ」です。
素焼きしてもらった皿に自分の好きな色の釉薬をかけていきます。
子供さんたちは、絵を描いた上に釉薬をかけていました。
私は、釉薬をはじく液で、模様をつけて、その上から釉薬をかけてみました。
それぞれが思い思いの釉薬を選んで掛けていました。こちらは、室田さんの作品。
どんな風に焼き上がるのか、わくわくです。
先生に本焼きをして頂いて、いよいよ蕎麦皿の完成です。
今回、3回にわたって自分の蕎麦皿作りをさせてもらい、陶芸の奥の深さを少しだけ体験させてもらいました。
越前町町内には、陶芸教室をされている工房もいろいろあるので、今度は、じっくりと習いに行きたくなりました。
わづみ館
丹生郡越前町下河原37-44
電話 0778-36-1922
定休日 日曜日
豊彩窯(ほうさいがま)
丹生郡越前町平等44-11
電話 0778-36-2005
HP https://housaigama.jp/
さて、いよいよ蕎麦作りです。
11月11日、織田コミュニティセンターにおいて、蕎麦打ちが行われました。
焼き上がった蕎麦皿もそろいましたよ。どの皿も力作揃い。
これらの皿に蕎麦もを盛って食べるのが楽しみです。
私の蕎麦皿は真ん中の黒い艶消しの皿です。。
平楽夢農倶楽部の室田正人さんと翔一さん親子。
室田さんは、平等で、米、蕎麦をはじめ、さまざまな野菜を栽培されています。
今回使う蕎麦粉は、室田さんが栽培されたものです。
自ら蕎麦皿を作り、織田で育てた蕎麦粉を使って蕎麦を作る。
本当の地産地消です。
今回は、中力粉を混ぜて、二八蕎麦を作っていきます
正人さんが丁寧に蕎麦の打ち方を教えてくださいました。
粉に水を入れ、力を入れずに混ぜていきます。段々とぽろぽろになってきたら、ひとまとめにします。
台に打ち粉をして伸ばしていきます。
包丁で太さを揃えて切っていきます。
久しぶりの蕎麦打ちで、うまく出来るかドキドキでしたが、それなりに形になりましたよ。
自分で茹でて、大根おろしとかつお節の入ったつゆをかけて頂きました。
ちょっと太めだったのもご愛敬。
自作の皿に盛って食べる自作の蕎麦は格別です。
4回の講座なので、全部に参加するのは、地元だから出来ることかもしれません。
皆さん、ご家族皆さんでほぼ全部の回に参加されていました。
平楽夢農倶楽部
farm609
丹生郡越前町平等36-2-1
電話 090-7588-0438
Instagram farm609
織田コミュニティ運営委員会では、
毎月、豆餅やぬか床作りなどの料理教室をしたり、コミュニティセンターのイルミネーションを点灯したりと、地域の皆さんが楽しめ、織田に親しめる活動をされています。
織田以外の方も参加できますので、ぜひFacebookなどの投稿をチェックしてください。