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春の味覚。新鮮な越前町のほたるいか料理とお土産を巡る旅

春の味覚。新鮮な越前町のほたるいか料理とお土産を巡る旅

掲載日:2024年4月28日

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ライター:加藤 実登里

春が旬の海の幸「ほたるいか」。富山のほたるいかが有名ですが、越前町でも水揚げされているとのこと。

ほたるいかは私の大好物の一つ。以前、富山に住んでいた時はスーパーで生のほたるいかを買って家でゆでていました。スーパーで買うゆでほたるいかとはサイズも触感も段違い。その美味しいさが今でも忘れられません。

そんなほたるいかが福井でも食べられるとは夢のようです。

さっそく、越前町を散策してほたるいかを巡る旅に出てみました。

神秘的な光が美しいほたるいか

ほたるいかはホタルイカモドキ科に属する深海性発光動物です。サイズはオスが4~5cm、メスが5~7cmの小さなイカ。

発光器がついているので、海の中で青白く光ります。光る理由は、敵への威嚇(いかく)や、仲間とのコミュニケーションなどと考えられていますが、はっきりとした理由は分かっていないそうです。

日中は太陽の光が届きにくい水深200m~600mに生息しています。3~5月の産卵期は夜になると海面近くまで浮上。

特にほたるいかで有名な富山県では独特の地形のため、数百万のほたるいかが海岸近くに押し寄せてきます。

ほたるいかは日本海側に中心に生息していて、水揚げ量トップは兵庫県と富山県。特に富山とほたるいかは全国的に知られていますが、福井県でも越前町でほたるいか漁がおこなわれています。

旬は産卵直前の身が張っている4月前後。

越前町では3月後半に漁が始まり、ゴールデンウィーク明けくらいまでがシーズン。春の味覚の一つです。

沖漬けから唐揚げまで。ほたるいか食品

まずほたるいかを探してやってきたのが「道の駅 越前」

こちらには越前町のおススメ品が買えるアンテナショップと、お魚屋さん直営の「お食事処かねいち」があります。

ほたるいかのお食事は見つけられず。しかし、アンテナショップでは「ほたるいか素干し」を見つけました。

「道の駅 越前」のお向かいにかねいち水産直営の「うおいち」。こちらでは越前港で水揚げされた新鮮な魚介類や、越前町のお土産物を買うことができます。

お店の方に聞いたところ、「うおいち」ではほたるいかの取り扱いはないということ。代わりに春のシーズンはベニズワイガニがずらりと並んでいました。こちらもおいしそう。

生ほたるいかには出会えませんでしたが、ほたるいかの加工商品はたくさん見つけました。


・かねいち水産のほたるいか沖漬け

・福丸フーズのほたるいか素干し

・ほたるいか唐揚げ

ほたるいかの唐揚げはあまり見たことがないので、見かけたら手に取ってみてください。

続いてやってきたのは、ビーチマートまるさん。「道の駅 越前」から車で約1分。

こちらのお店ではゆでたほたるいかを発見。しかし、生はありませんでした。

お店の人に来たところ、まだ漁から帰ってきていないということ。

漁があれば大体お昼1時ころにお店に生ほたるいかが並ぶそうです。生のほたるいかは当日しかお店置けないので、翌日はゆでて店頭に並べるそうです。

道の駅 越前
所在地:福井県丹生郡越前町厨71−335−1
TEL:0778-37-2360
営業時間:アンテナショップ::9:00~17:00
     露天風呂漁火:11:00~21:00
     アンテナショップ::9:00~17:00
     露天風呂漁火:11:00~21:00
定休日:毎週火曜日
HP:https://www.echizenkk.jp/michinoeki

うおいち
所在地:福井県丹生郡越前町厨71-324-1 越前かにミュージアム隣
TEL:0778-37-2500
営業時間:9:00~17:00
定休日:毎週火曜日
HP:https://kane1-suisan.com/oshokuji-uoichi#shop_info

ビーチマート まるさん
所在地:福井県丹生郡越前町厨70-193
TEL:0778-37-1212 
営業時間:(平日)9:00~17:00/(土・日・祝)8:30~17:00
定休日:毎週水曜日、年末年始

新鮮なほたるいかが味わえる「海の幸 食処 えちぜん」

ほたるいか料理を食べられる場所として、おすすめされたのが「海の幸 食処 えちぜん」

漁師直営で新鮮な海鮮料理や越前がに料理も食べられる人気のお店です。

平日のランチタイムは並ぶことなく入れましたが、次から次へとお客さんがやってくる人気ぶり。

黒板には旬のおすすめメニューがずらり。ほたるいかも書いてありました。

ほたるいかを使った料理は単品のみ。定食はないので、ごはんセットなどをつけて頼みましょう。メニューはほたるいかのてんぷらとほたるいかのお刺身。

漁によってお店に並ぶかどうか変わってきます。メニューにあるかどうかお店に直接聞いてみてくださいね。

ほたるいかのお刺身は7匹くらい。天ぷらも5匹くらいありました。友だち3人と言ったので、一皿ずつ頼んで分けました。一人ならご飯セットをつけるとちょうどいい量かもしれません。

ほたるいかには寄生虫がいることがあります。そのため、採れたてのほたるいかを生で出すことはできません。ほたるいかはゆでて売られているのも、寄生虫の危険性をなくすためです。

お刺身で食べるため、今回のほたるいかは一度冷凍されています。ちなみに家庭用の冷凍庫では寄生虫が死滅する温度まで凍らせることができないので、お刺身用に冷凍されたものを買いましょう。

新鮮でしっかりとした処理がされていないと食べられないほたるいかのお刺身。とても貴重な一品でした。

お店の人の説明で生姜醤油につけていただきました。食べるとほたるいかの味噌と甘みがふんわり。小さなイカではありますが、やはりほたるいか独特の味がします。

目玉をしっかり取ってくれているので、つるっと食べられます。

天ぷらもしっかりほたるいか。サクサクの衣なのに中はぷりぷりのほたるいか。うまみ成分もしっかり味わうことができます。お刺身はちょっと苦手と言う人も食べやすいと思います。

ちなみに今回は定食もいただきました。お造りA定食はお刺身に鰰(はたはた)の天ぷら、お野菜に味噌汁、ご飯、お漬物ともりだくさん。お腹いっぱい食べられます。

お刺身は大きくて新鮮。甘エビも子持ちで身もぎっしり。季節のタケノコもあり美味しかったです。

鰰はサクサクに上がっていて骨までモリモリ食べられました。どれを食べても白ご飯がすすみます。

とても豪勢な海鮮ですが、お値段がリーズナブルなのがありがたいです。

「海の幸 食処 えちぜん」でほたるいかが食べられるのは5月下旬まで。ぜひ春の味覚を楽しんでください。

ほたるいかの加工品は店頭での販売もありました。天ぷらと自家製の沖漬けを買うことができます。食事中にもほたるいかを買いに来る人の声がひっきりなしに聞こえていました。

海の幸 食処 
所在地:福井県丹生郡越前町小樟3-81
TEL:0778-37-1020
営業時間:10:30~17:00
定休日:火曜日
HP:
https://kani-echizen.jp/

生のほたるいかには出会うことができませんでした。しかし、どのお店に行ってもほたるいかは越前町の春の味覚とお店の人が言っていました。

福井市の友だちには、ほたるいかが福井で食べられることに驚いている人もまだまだたくさんいました。

これからどんどん知名度が上がっていくといいですね。新鮮なほたるいかをぜひ越前町に味わいに行きましょう。

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この記事のライター:加藤 実登里

加藤 実登里

大阪出身、福井に来て10年目です。福井市の片隅で子ども3人と夫とのんびり暮らしています。引っ越しで越前町が近くなり魅力をたくさん発見したので、ブログを通して多くの人にも知ってもらえたらな、と思っています!

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