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見て触れて味わって 伝統工芸に親しもう!RENEW in越前町

見て触れて味わって 伝統工芸に親しもう!RENEW in越前町

掲載日:2025年10月20日

9ビュー

ライター:Ku

工芸のお祭りRENEW

今年も10月10日~12日に「RENEW」が開催されました。

鯖江市、越前市、越前町には、越前漆器、越前和紙、越前打刃物、越前焼、越前箪笥、眼鏡、繊維といった7つの伝統工芸や地場産業があります。

今年で11回目となるRENEW。

開催期間中には、122社の工房、企業が一斉に一般開放し、作り手の想いや背景などを来場者に知ってもらいたいと産地見学やワークショップなどがおこなわれました。

毎年、RENEWを楽しむために、県内外から多くの人が訪れます。

越前町では、日本六古窯の越前焼を中心に工房見学や体験が行われました。

 

越前陶芸村文化交流会館

カップ

普段から作家さんの好きなコーヒーカップを選んでコーヒーが楽しめるこちらの会館。

今回は、先着30名様限定で作家さんの皿を選んでもらい、ミニケーキのプレゼントという企画がありました。

RENEWに関する簡単なアンケートに答え、好きなカップと皿を選んで申し込みます。

私が選んだのは、 

天の川

風来窯 大屋宇一郎さんの天の川シリーズのコーヒーカップ

豊彩窯

豊彩窯 吉田雄貴さんのお皿です。

ケーキ

プレゼントのミニケーキは、ミニとは思えない食べ応えで、とっても美味しかったです。

 

こちらの会館では、10月13日まで「美味しい器展2025」が開催されていました。

越前陶芸村文化交流会館

福井県丹生郡越前町小曾原7-8

電話 0778-32-3200

営業時間 9時~17時

定休日 月曜

Instagram: @tougeimuracac

 

 

越前窯(薪窯)窯焚き体験

薪窯

陶芸村内にある越前窯では、8日~12日に窯焚きが行われました。

1300度近い温度を保って焼き上げていくために、越前焼の陶芸家さんや窯業試験場研修生の皆さんが昼夜を通し交代で薪をくべていきます。

10日~12日には、RENEWでの窯焚き体験が出来ました(要予約)

薪窯は、登り窯とは違い、窯内の場所によって温度が違います。

温度や灰の被り方が変わり、趣のある面白い作品が出来るそうです。

たくさんの薪が必要なのと、昼夜を通しての作業になるので、この窯では、1年に1度くらいしか焼成が行われません。

12日に焼成が終わった後は、1週間ほど温度が下がり落ち着くのを待って、焼物が取り出されるそうです。

越前焼の館

越前焼の窯元の作品を一堂に見ることが出来、購入が出来る直売所です。

越前焼の館

蕎麦

RENEW企画として、蕎麦皿を10%割引で購入できました。

今回私が購入したのは、踏青舎 泉直樹さんのちょっと小振りな黒っぽいお皿です。

越前焼の館

福井県丹生郡越前町小曽原5-33

電話0778-32-2199

営業時間 平日10時~16時

     土日9時~17時

Instagram: @echizenyaki

十割蕎麦だいこん舎

だいこん舎

お馴染みのだいこん舎さん、

今回、前焼の館で購入した蕎麦皿を持っていくと、そのお皿で蕎麦が食べられて、更に蕎麦代が10%offになるというなんとも粋な企画でした。

おろし蕎麦

いつもの私の定番、ぶっかけおろし蕎麦と季節のかき揚げを頼みました。

もちろん先ほど買ってきたお皿に蕎麦を盛ってもらいました。

かぼちゃとししとうなどのかき揚げも美味しく頂きました。

RENEW期間中、多くのお客様で賑わっていましたよ。

 

十割蕎麦だいこん舎

福井県丹生郡越前町小曾原120-3-20

電話 0778-32-2735

営業時間11時~15時

定休日 月曜

Instagram: @soba_daikonya

 

 

風来窯 

風来窯

窯元 大屋宇一郎さん

越前古窯博物館のすぐそばにある風来窯。

RENEW企画は、陶房見学と豆皿磨き体験でした

蹴ろくろを使って、かわいいペンギンを作るところを見せてもらったあとは、

薪窯2

薪窯と電気窯の見学

豆皿

そして好きな豆皿を選んでペーパーで磨かせてもらいました。

豆皿はお持ち帰りです。

体験しなくても、ギャラリーの見学は自由で、来られた方たちへオカリナ演奏のサービスもされていました。

風来窯

福井県丹生郡越前町小曾原107-1-110

電話 090-3767-2345

Instagram: @furaigama

工房見学 有料 要予約

 

 

RICCA KITAZAKI

立夏

鮮やかなターコイズブルー、シャープな器が印象的な北崎立夏さんの陶房見学。

陶芸祭りでも目を引くブルーの陶器の数々にどんな作家さんなのだろうと思っていました。

お会いしてみたら、とても気さくで素敵な方です。

立夏ギャラリー見学

越前焼の土は明るい色を付けるのが難しいとのこと。

北崎さんは、オリジナルで配合して、あのきれいなブルーを作っているそうです。

 ねじたて

希望の方には、ろくろを使わず、人が回って積み上げていく「ねじたて」で壺を作っていく体験をしていました。

北崎さんは、陶芸祭りなどのたくさんの人が訪れるイベントでは、なかなかお客さんと話す機会がないのですが、RENEWだとゆったりとお話し出来ることが良いと言われていました。

普段も事前に連絡すれば、工房見学をさせて頂けるそうです。

RICCA KITAZAKI

福井県丹生郡越前町小曾原15-1

電話 090-1312-8775

Instagram: @riccakitazaki

工房 ギャラリー見学 要予約

 

草月陶房

草月陶房

1973年に草月流第三代家元 勅使河原宏氏によって開設された陶房です。

現在は、第四代家元勅使河原茜氏が継承されています。

草月陶房2

こちらの陶房では、主に花器を制作されています。

花器の制作のために陶房を利用することも可能です。

RENEWでは、「土」から「焼物」になるまでの間に聴こえてくる「音」を集めて世界にひとつの7「音楽」を作るワークショップを開催されていました。

RENEW中は、福井の工芸品のセレクトショップ「福井WAZABI」さんのポップアップ出店もありました。

草月陶房

福井県丹生郡越前町小曽原16-20

電話 0778-32-2234

Instagram: @sogetsu.ceramic.kiln
 
 

 

豊彩窯

豊彩窯2

窯元 吉田雄貴さん 吉田豊一さん

越前陶芸村から車で5分ほどのところにある豊彩窯さんに伺いました。

吉田さんは親子で作陶されています。

丁度、この日は高田越前町長も来られていました。

 豊彩窯3

電気窯、電動ろくろがあり、作品も展示されている素敵な陶房です。

 

予約をすれば陶芸体験もできるそう。

RENEWでも電動ろくろの体験を受け入れていて、私が訪ねたときには、丁度おひとり体験に来られていました。

 ろくろ

電動ろくろは初めてという方にもわかりやすく丁寧に優しく指導されていました。

 

豊彩窯

福井県丹生郡越前町平等44-11

電話 090-9764-4357

Instagram: @housaigama_tougei
 

陶芸体験(要予約)

この他に、越前町内では、studio&galleryさん、オーダーメイドの家具などを作られているcraftman Daidaiさんカレーとチャイ チョウジヤさんが出店していました。

 普段は、なかなか実際に触れあうことが出来ない工芸の魅力にどっぷり触れられる3日間でした。

RENEW2025 

 

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この記事のライター:Ku

Ku

越前市出身ですが、両親、祖父母とも越前町生まれ。ご先祖に呼ばれて今では越前町在住です。パンを焼いたり、畑を耕しています。

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