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Myせいこ丼作り体験しました

Myせいこ丼作り体験しました

掲載日:2023年12月24日

675ビュー

ライター:Ku

11月6日の越前がに漁解禁から、
越前海岸は活気に溢れ、県内外から多くのお客様が連日、越前がにを求めて来られています。


福井では、ズワイガニのオスを越前がにと呼びます
メスは、セイコガニと呼びます。


獲れる地域によってそれぞれ名称が違い、
お隣の石川県で獲れたズワイガニは、オスは「加能ガニ」メスは「香箱ガニ」と呼ばれています。

セイコガニ
越前がには、越前の海で獲れた証の黄色いタグが付けられています。

また、2018年に農水省から「地理的表示制度(GI)」の登録を受けました。

越前がにの美味しさの秘密

漁場の近さ かにの生息地の水深250~400mが越前海岸では、港から37~56kmと近く、1~2時間で漁場に行けるため、日帰りで水揚げできて、鮮度を保つことが出来ます。
カニの生育に良い地形 漁場の地形が段々畑のようになっていて、カニが生息しやすくなっています。
エサが豊富 越前沖は、寒流と暖流がぶつかり、植物プランクトンが豊富で、エビや小魚が育ちやすく、エサが豊富なことから、良いカニが育ちます。
資源確保の取り組み ズワイガニの資源を守るため、漁期を決め、漁獲制限を行っています。
越前がには、11月6日~翌年3月20日
セイコガニは、11月6日~12月31日
水がに(脱皮したてのカニ)2月20日頃~3月20日
カニを育てる 禁漁期間中に海底の堆肥をかき混ぜ、プランクトンの繁殖を促しています。

さて、越前がにはズワイガニの王様、1匹数万円するものもあり、庶民にとっては高値の華です。

地元では、手頃な価格で外子、内子が楽しめるセイコガニが好んで食べられています。
ただし、セイコガニの漁期は、資源保護のため、11月6日~12月31日と決められていて、今年も食べられるのはあとわずかになっています。


今回、越前町観光連盟の「越前ロコ旅 体験プログラムセイコ丼作り体験に参加してきました。
私が体験したのは、越前焼の器に盛る「MYせいこDON」づくり

申し込み方法は

①申し込みフォームに体験希望日、人数などを入力します。

②観光連盟から日程決定の連絡があります。

③体験当日、エプロン持参で道の駅えちぜんの越前町観光連盟に行きます。

今回、教えてくださったのは、越前厨温泉にある民宿けいしんさん。

けいしんさん
優しいお母さんが迎えてくださいました。
今回は、友達と二人の参加です。
一人、2杯のカニが用意されていました。

二人とも越前町在住なので、カニの捌き方は、一応なんとなくわかっています。
説明

お母さん手書きの説明書がかわいい。

ふんどし
まずは、外子が入っている「ふんどし」と呼ばれるところを外します。
外子は、成熟した卵でプチプチとした食感です。

脚
次に足を外します。5本の足を持ち、反対側に倒すと簡単に取れます。
甲羅の中には、朱色の「内子」とグレーの「かにみそ」が入っています。
越前ガニはオスなので、内子、外子は入っていません。
胴体についている「エラ」は食べられないので、外します。

はさみ
足の関節の上にはさみを入れていきます。

身
関節から切り離した脚をすりこ木で押していくと、きれいに身が出てきました。
いつも脚の身を出すのに、苦労していたので、こうやると簡単で綺麗に出せるんですね。
肩肉は、半分に切ってからかにフォークで身を出していきます。
この日は、お母さんのご厚意で、2杯半のカニを剥きました。

のり
越前焼のお皿にご飯を盛り、身を乗せた上に海苔を乗せ、甲羅を置き、大葉と大根おろし、パセリを添えます。

せいこ丼

おお!!なんて豪華。

myせいこ丼
カニ入りのお味噌汁も頂いて、超豪華なセイコ丼が完成しました。
MYせいこ丼作り体験は、12月いっぱいで終了ですが、「越前ロコ旅」では、様々な体験メニューがあります。
個人ではなかなか出来ないものもありますので、越前町にお越しの際はチェックして、体験をお申し込みください。

越前町で食べられる魚介類
さてさて、越前町の冬の海で獲れるものは、カニだけではありません。
越前海岸沿いの魚やさんで手に入れた魚をご紹介します。


紅ズワイガニ

紅ズワイガニ
鮮やかな紅色をした紅ズワイガニ。
水深500m~2500mの深海に生息し、

漁期は9月1日~翌年6月1日と長く、福井では唯一山下富士夫さんが漁をされています。
するっと身が食べられるので、人気のカニです。


ガマエビ

ガサエビ
日本海側で水揚げされるエビです。

刺身
見た目はごつごつしていますが、刺身で食べると甘くて絶品。
水揚げ量が少なく、日持ちしないので、ほぼ地元でしか流通していないようです。


水魚

水魚

私は、みずべこと呼びますが、げんげと呼ぶ地域もあるようです。
ぬるぬるとしたゼラチン質に覆われている深海魚。
日持ちがしないため、県外にでることはなく、ほぼ地元だけで食べられます。
コラーゲンたっぷりで、美味しいだしが出るのですが、子供の頃は、このぬるぬるした食感が苦手でした。

お吸い物

唐揚げ
今回は、ガマエビの殻と昆布でだしを取り、お吸い物にすると共に、唐揚げにしてみました。


タコ

タコ
越前海岸で獲れるタコは、柔らかくて美味しいです。

タコ飯
今回は、タコ飯で食べてみました。
生姜をきかせて炊いたご飯は、何杯でも食べられる美味しさです。
越前の海では、他にも様々な魚介類が獲れます。ぜひ、越前がにと共に楽しんでください。


ちょっと前に食べた美味しいもの

海鮮ちらし

蟹かに亭 水仙ランド店で食べた「海鮮ちらし
蟹かに亭さんは、かに料理がもちろん有名でお勧めなのですが、海鮮ちらしも人気商品の一つです。
酢飯の上に、これでもかと数種類の魚介類が!!
ブリ(ふくらぎ?) イカ、甘エビ、ガマエビなどなど。
食べても食べてもご飯に行きつかないくらいのてんこ盛りです。
水仙ランド店は、海がとてもよく観えて、ロケーションも最高!!
美味しいお魚と景色を楽しみに行ってみてください。

蟹かに亭 水仙ランド店
福井県丹生郡越前町血ケ平25-2
越前岬水仙ランド下
電話 0778-43-6272
営業時間 11時~15時
定休日火曜日
HP:https://kanikanitei.com/

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この記事のライター:Ku

Ku

越前市出身ですが、両親、祖父母とも越前町生まれ。ご先祖に呼ばれて今では越前町在住です。パンを焼いたり、畑を耕しています。

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