食べにきて 今が旬のたけのこ御膳

厳しかった冬が終わり、桜の花が咲いて、越前町にもようやく待ち望んだ春がやってきました。
春になると楽しみなのが、越前町宮崎地区の特産品「たけのこ」です。
宮崎地区のたけのこは、「赤子」と呼ばれ、やわらかくて、甘く、えぐみが少ないことが特徴です。
美味しいたけのこを栽培するために、たけのこ農家さんたちは年間を通して徹底した竹林の整備や施肥などを行います。
3年前にたけのこ農家さんや水煮加工場を訪ねた様子は、こちらの記事をご覧ください。
たけのこ御膳
さて、樫津にある雪んこ餅 農家レストランでは、今年もたけのこ御膳が食べられます。
この農家レストランは、越前町の女性たちで運営している企業組合花みずき味人のメンバーが料理を作り提供しています。
先日、メディア向けの試食会に参加させていただき、一足早くたけのこ御膳を試食してきました。
今年のたけのこ御膳のメニューはこちらです。
たけのこ尽くしの10品!!
すべて手作りです。
とっても美味しそう!!
たけのこご飯や煮しめ、お吸い物などの定番メニューはもちろん、
輪切りにしたたけのこを焼いて甘じょっぱい田楽みそをかけたたけのこステーキは食べごたえがあり絶品。
1本のたけのこに少ししか取れない姫皮の山椒炒め(右端)
さっぱりとした味わいのたけのこのマリネ(中央)やごまみそ和えなど、たけのこをいろんな風に楽しめます。
今年の新商品
今年の新商品でぜひ味わっていただきたいのが、筍ごろごろ肉まん
この肉まんは、宮崎のたけのこ部会の奥さんたちがイベントの時に作っていたものを小さく食べやすいサイズに作りました。
白菜やしいたけ、肉などともに角切りのたけのこがごろっと入っていて食べ応えがあります。肉まんの皮もふわふわで、はなみずき味人のお母さんたち自慢の一品です。
もう一つの新メニューはたけのこのはりはり漬けです。甘酸っぱく、たけのこの歯応えが堪らない味です。
今年はたけのこの収穫が少ない裏年の上、春先の寒さでたけのこの生育が遅れていました。
たけのこ御膳は4月26日より5月上旬まで一日30食限定、先着順で販売されます。
今年はかなり希少な春の味覚になりますが、ぜひ食べにいらしてください。
雪んこ餅農家レストランでは、その他にも
たけのこめし定食
たけのこ天丼
様々なメニューを提供しています。
雪んこ餅 農家レストラン
福井県丹生郡越前町樫津4-2-1
電話 0778-32-2111
営業時間:11時~14時30分
miyazakiおもいでなfarm
宮崎のたけのこは、雪んこ餅農家レストランの隣にある農産物直売所のmiyazakiおもいでなfarmで買えます。
この季節、午前9時のオープン前には、朝どれのたけのこを求めて多くの人が列を作って待っています。
今年は、収穫量の少ない裏年ということもあり、たけのこはとても希少品です。
たけのこは1家族2袋までの購入になっています。
こちらの直売所では、たけのこの他に、近くの農家さんが山で収獲してきたわらび、こしあぶら、山椒、こごみなどの春の山菜もたくさん売っています。
また、花みずき味人が作った昆布巻きやたけのこめし、手作りコロッケなどのお惣菜も売っています。
この時間帯には売っていなかったのですが、私の一押しおすすめは、パックの蓋が閉まらないくらいたっぷり入った季節の野菜や山菜の天ぷらです。
何を食べても美味しいので、ぜひ買って帰ってください。
たけのこの季節には、無休で開店しています。
miyazakiおもいでなfarm
福井県丹生郡樫津2-63
電話 0778-32-3545
営業時間:9時~18時(土日は~17時)
定休日 火曜日
※たけのこの季節は無休