えちぜん観光ナビは福井県越前町の観光情報をお届けしています/越前町観光連盟

越前ロコ旅ブログ

越前町大好きライターが魅力を発信!

生きとし生けるものを楽しむ「草月陶房 aniマルシェ」

生きとし生けるものを楽しむ「草月陶房 aniマルシェ」

掲載日:2026年5月31日

11ビュー

ライター:加藤 実登里

毎年春の一大イベントの一つ、越前陶芸村で開催される越前陶芸まつり

越前陶芸まつりと同日開催されているクラフトイベントをご存じでしょうか。

今回は草月陶房で開催されたaniマルシェをご紹介します。

いけばな草月流の陶房「草月陶房」

草月陶房は、越前陶芸村、文化交流会館の奥にあります。

1973年に草月流の三代目家元が開いた陶房です。普段は草月流の会員さんが自分の花器をつくりにきます。

最近はアメリカやオーストラリアから海外の会員さんが訪れることも多いそうです。

焼き上がりまで約3か月ほど。仕上がりを待つ時間も愛おしいですね。

草月陶房

住所:福井県丹生郡越前町小曽原16-20
TEL:0778-32-2234
HP:https://www.sogetsu.or.jp/about/hq-building/tobo

生きとし生けるものを楽しむ「aniマルシェ」

5月30日・31日は越前陶芸村で陶芸まつりが開催されました。毎年大盛況の陶芸イベントです。

その同じ日、5月30日に草月陶房で開催されていたのがaniマルシェ

3年前から開催されていますが、昨年はスケジュールの関係で開催はありませんでした。一昨年までの2回は花マルシェというタイトルで開催されていました。陶芸村全体を盛り上げるということで始まったそうです。陶芸村では春と秋に大きなイベントがありますが、唯一ハンドメイドの出店がないのが陶芸まつり。そこで同じ日程でクラフトマルシェを草月陶房で開催しています。

華道とのつながりから花マルシェでしたが、今年はテーマを変えて「aniマルシェ」に。アート、工芸、フード、絵本の読み聴かせに音楽ライブまでさまざまなジャンルの人が集まりました。

アニマル=動物だけではなく、生きとし生けるものたちすべてがアニマル。作家さんが命があると思うものをアニマルと定義しているので、動物モチーフ以外のものもありました。

どういうものだろう、と思われるかもしれませんが、作家さんとその作品たちを見ると「なるほど!」と思いました。一つ一つの作品に愛を感じるものばかり。まさに、命を吹き込まれた作品たち。

形あるものだけではなく、音楽も命あるもののひとつ。aniマルシェではさまざまな楽器、さまざまな演奏がされていました。

おもしろいのは、どんな場所で誰と演奏してもいいというところ。に小屋ライアー、オカリナなど、普段なかなか聴く機会のない楽器であることも印象的でした。

お客さんとして音楽を聴くのではなく、雑踏の中で自然に存在する音楽を楽しんでほしい。

お話を聞いている間にも、奥から楽器の演奏が聞こえていました。BGMとも違う、その場その場に自然に存在する音楽という感じがしました。

草月陶房の雰囲気と、音楽と作品たち。aniマルシェというコンセプトがしっくりくる素敵な空間でした。

ゆるい時間をみんなと楽しむ

陶芸村に到着して、草月陶房まで陶芸まつりの中を歩いていきます。会場内では一日限りのaniマルシェの紹介アナウンスが流れていました。

陶芸まつりも魅力的な作品が多く、ついつい足が止まってしまいます。

草月陶房の手前にaniマルシェの看板出ていたので、初めての場所でしたが迷わずたどり着くことができました。

マルシェの看板に使われているかわいいデザインはハンコ作家さんの作品でした。a n iの他の文字も全部作られたそうで、かわいいはんこがテーブルにずらりと並んでいました。

入り口ではオカリナコンサート。マルシェ会場は普段の陶房の様子そのままで、陶芸まつりの雰囲気からつながっているように感じました。

切り絵のポストカードやサボテン、みつろうラップなど一点一点手作りのかわいい作品が並んでいました。作家さんとの距離がとても近いので、ゆっくりとおしゃべりを楽しむこともできました。

作家さんや演奏する人たちが楽しめる場所を。迎える人が楽しむことで、来る人も楽しくなる。みんなで共有するゆるい場所です。と最初にお話ししていただいた通りの、ゆるく、楽しく、心がわくわくする時間でした。

薪窯が癒しの空間に

奥には以前使われていた窯がありました。また復活させようという動きもあるそうですが、今回は音と香りを楽しむ癒しの空間に変身していました。

キャンドルとアロマの優しい香り。今は冷たくて、静かな窯。熱く燃えるときもあると思うと、窯自体が生きているようにも感じられ、不思議な空間をつくりだしていました。

その中でさまざまな演奏に耳を傾けることができます。ちょうどオカリナの演奏が始まるところでした。外で聞くのとは違う音の響きが心地よかったです。

心地よく、笑顔がこぼれる時間

aniマルシェと聞いて、動物がモチーフの作品が集まっているかわいいマルシェだと思って訪れましたが、もっと広く「生きとしいけるもの」を感じる時間でした。

最初にお話を聞いた通り、命あるものが集まる場所。

ひとつひとつの作品、空間、音に作り手の想いがたくさん込められていました。

自由なタイミング、思い思いの場所で音楽が始まり、自然と人が集まっていました。

陶芸まつりとつながるところもあり、人心地つける空間でもありました。次回はどんなテーマで始まるのかなと楽しみにしています。

aniマルシェ

会場:草月陶房 屋内外(福井県丹生郡越前町小曽原16-20)
期間:2026年5月30日(土)10:00~16:00

県内最大の陶器市「越前陶芸まつり」

aniマルシェ会場を出ると越前陶芸まつり会場へ。2026年は2日間とも晴天に恵まれ、陶芸公園一帯に県内から集まった越前焼窯元の作品が並びました。

色もデザインもさまざま。日常で使えるものから、うっとりと眺めたい逸品まで。

たくさんのテントが並んでいましたが、それに負けないくらいたくさんのお客さんが集まっていました。

午後になってから行きましたが、駐車場はすぐに入れないくらいです。朝はもっと混んでいたそうですよ。

キッチンカーも並び、1日いても飽きないくらいのボリュームでした。

31日には陶芸館茶苑で「さつきあげ茶会」を開催。おとづくりフェスという興味深い企画もあったそうです。

今回は到着時間が遅く、ゆっくりと見てまわる時間がありませんでしたが、一つ一つじっくりと楽しみたい陶器市。陶器というと、かしこまってしまう人もいるかもしれません。しかし、福井ではいろんなお店でも見て、食事と共に味わう機会も多くとても生活になじんでいます。自分だけのお気に入りのカップや贈り物にもぴったり。

ぜひ、来年は越前焼を心いくまで楽しむことができる陶芸まつりに足を運んでください。

第44回越前陶芸まつり

会場:越前陶芸村(福井県丹生郡越前町小曽原)
期間:2026年5月30日(土)・31日(日) 各日9:00~17:00
HP:https://www.town-echizen.jp/event/detail.php?id=416

謎解きクイズラリーも開催中

陶芸村では家族や友だちと楽しめる謎解きクイズラリーが開催中です。

陶芸館に置かれているクイズラリーの紙をもって、陶芸村を歩きながらヒントを手掛かりにクイズに挑戦。最後の謎までたどり着くと、豪華プレゼントに応募することができます。

クイズは思ったより頭を使いました。子どもたちにはヒントをあげたり、一緒に考えます。

クイズを通して越前焼についてしっかり学ぶこともできる面白い企画です。公園の中も歩く機会ができ、普段あまり気に留めていなかった景色も楽しむことができました。

8月30日まで開催されているので、まだまだ楽しむことができますよ。

謎解きクイズラリー トーコちゃんとゲンくんのカケラ集め

会場:越前陶芸村(福井県丹生郡越前町小曽原)
期間:2026年5月2日(土)~2026年8月30日(日)9:00~16:00
HP:https://www.tougeikan.jp/event/event_tougeikan/789/

トップに戻る

この記事のライター:加藤 実登里

加藤 実登里

大阪出身、福井に来て10年目です。福井市の片隅で子ども3人と夫とのんびり暮らしています。引っ越しで越前町が近くなり魅力をたくさん発見したので、ブログを通して多くの人にも知ってもらえたらな、と思っています!

同じテーマの記事

このライターの記事

DISCOVER FUKUI ふくいドットコム まるごと越前海岸ナビ 越前焼工業協同組合 越前町遊漁船業組合 越前町公共施設管理公社ホームページ 越前町 越前町商工会
ページトップへ ページトップへ