越前海岸からお届けする職人手作りの「越前塩」
目を引く色とシンプルなデザインが素敵な「越前塩」
道の駅などで見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。
今回は、数少ない「純国産自然海塩」を約20年手作りしている「越前塩」さんをお伺いしました。
日本海・越前海岸でとれる海水を原材料に、塩職人が手塩にかけて作ったまろやかなお塩の魅力をご紹介します。
「越前塩」ってどんなお塩?
「越前塩」の特徴はほんのり甘みがある優しい味わいです。
温かいご飯に混ぜるだけで、おにぎりもぐんと美味しくなります。
「越前塩」は「純国産自然海塩」という、日本の海水から塩の結晶を析出させたものです。
日本海に面した越前海岸ならではの、自然の恵みですね。
約20%もの海の幸(天然ミネラル分)が含まれているそうです。
化学的製法を一切使わず、職人さんが手作りで丹念に作られているこだわりのお塩です。
「越前塩」ができあがるまでに大きく6つのステップがあります。
- 新鮮な海水を毎日くみ上げる「取水」
- くみ上げた海水をガラス張りの温室に噴霧して太陽熱と風によって水分を蒸発させる「濃縮作業」
- 濃縮海水を加熱・殺菌して素の約10倍の濃度にさらに濃縮する「採かん作業」
- 不純物をろ過し、塩のミネラル分が一定になるように撹拌し続ける「煎ごう作業」。ここで塩が結晶し始めるそうです。
- 天然塩と天然にがりを分離させて乾燥させる「乾燥作業」
- 一番大変で重要な、厳しい「検品」
とても果てしない作業工程のように思いましたが、作業にかかるのは1日ほどだそうです。
「天然 越前にがり」で手作り豆腐
塩を結晶化させたものが「煎熬塩 越前塩」、そして煮詰めた塩からろ過されたものが「越前にがり」になります。
「越前にがり」には主成分のマグネシウムと60種類以上ものミネラルが含まれているそうです。
お食事にちょっとプラスして、体作りに役立ちそうですね。
その「越前にがり」と豆乳で手作り豆腐ができるということで、さっそく作ってみました。
材料は「越前にがり」と豆乳だけ。
豆乳は大豆固形成分10%以上の成分無調整のものがおすすめです。
一般的なレシピで作ることができます。
作り方もとても簡単でした。
今回は豆乳300mlににがり3mlで作ってみました。
豆乳とにがりを混ぜて耐熱容器に入れ、お湯で10分温めるだけです。
温めるとプリンのように固まっていました。
後は、水気をキッチンペーパーで取って、冷蔵庫で冷やして固めるだけです。
とても簡単に手作り豆腐が完成しました。
とってもやわらかくて、とろけるような豆腐になりました。
「越前にがり」ならではのまろやかさは毎日食べたくなります。
今回はお鍋で作りましたが、電子レンジでも簡単に作ることができます。
「越前塩」が楽しめるおすすめ商品
ベーシックな「煎熬塩 越前塩」の他に魅力的な商品がたくさんあります。
「越前塩」さんのHPでチェックしてみてくださいね。
私のおすすめは「おにぎりの塩」シリーズ。
行き先のない若狭梅酢を活用するために開発された商品だそうです。
5種類の味が楽しめ、「熟成塩」と「こんぶ」が人気だそうです。
私は「紅しそ・わかめ」を愛用しています。
おかゆにちょっと混ぜるだけでおなかに優しいリッチなおかゆが楽しめますよ。
パッケージもシンプルでおしゃれなので、お土産や贈り物にもぴったりです。
ウェブ限定で販売されているのが、「おふろの塩」
にがり分が多めの粗めのお塩です。
食べても安全なお塩で、おうちのお風呂でぽかぽかの越前浴を満喫できそうですね。
「越前塩」さんの素敵な商品は県内の道の駅やお土産屋さんで購入することができます。
取り扱い店舗はHPでぜひチェックしてくださいね。
越前海岸からお届けする自然海塩
有限会社「越前塩」
所在地:〒916-0422 福井県丹生郡越前町厨26-27
電話番号:0778-37-2553
※掲載されている商品写真などは公式HPから引用させていただいております。